本校では、これまで授業の改善のために、互見授業(校内による公開授業研究)や生徒による授業
評価アンケート等に取り組んできました。
これらの校内研究の取組を踏まえ、平成 27 年度は県教委の研究指定(「指導資料作成のための研究
事業」の研究協力校指定)を受け、学習評価の研究に取り組んでいます。
今年度は主に、講師を招聘した研修会とワークショップ、各教科による授業改善の検討会(ワーク
ショップ形式)を実施しています。
○6 月 15 日(月)東北大学大学院教育学研究科の有本昌弘教授を講師としてお招きし,校内授業研修
会を行いました。指導と評価の一体化により授業改善の方向を目指す本校教員の研修会です。有本先
生からは,「目標・内容のまとまりと観点別評価」「評価規準の作成や評価方法の工夫改善」「生徒に還
元できる資質能力をみるルーブリック評価」「システム思考の行い方」などについて,21世紀型学力
や多様な評価方法の例を挙げていただきながらお話しをいただきました。
また,この講話を受け全教員が「関心・意欲・態度」をどのように評価し,それを授業にフィード
バックさせるかについて,グループワークショップを行いました。生徒に見つけてもらいたい能力に
ついて活発な意見交換がなされました。
今後も本校では継続して授業改善を図る目的で,東北大学等の協力を得て学習評価に関する理解を
深める研修を進めていきます。
なお,今年度本校は宮城県教育委員会から「指導資料作成のための研究指定校」として学習評価に
ついての研究に取り組んでいます。
○11 月には、国立教育政策研究所の後藤顕一総括研究官を招聘し、生徒へ向けておこなっていただい
た特別授業を私たち教員も参観しました。
また、翌日は本校教員による公開授業を実施し、後藤先生にもご覧いただき、ご助言をいただきま
した。
『21世紀に求められる資質・能力とは』と題し, 「(1)これからの時代は,どんな世の中だと思
いますか。 (2)これからの社会に求められる力は,どんな力だと思いますか。 (3)学校のどん
な場面で「これからの社会に求められる力」をつけていけると思いますか。」 という内容を具体的に
生徒が活動し考えていく形式の授業をしていただきました。
これからの時代は,「①知識基盤社会の本格化,②情報社会の高度化,③グローバル時代の到来、④資
源の有限化,⑤少子高齢化」に代表される時代となり, 「社会の変化に対応するだけでなく,新たな
価値を創り出して生きる人間」=「0から1を創り出す力」が求められていること, このような力を
つける手立ては全て学校の用意されている,ことを話していただきました。
生徒は学校での学びについてあらためて考えるきっかけとなりました。
【公開授業の様子】
6月15日(月)東北大学大学院教育学研究科の有本昌弘教授を講師としてお招きし,校内授業研修会を行いました。 指導と評価の一体化により授業改善の方向を目指す本校教員の研修会です。有本先生からは, 「目標・内容のまとまりと観点別評価」「評価規準の作成や評価方法の工夫改善」「生徒に還元できる資質能力をみるルーブリック評価」 「システム思考の行い方」などについて,21世紀型学力や多様な評価方法の例を挙げていただきながらお話しをいただきました。
また,この講話を受け全教員が「関心・意欲・態度」をどのように評価し,それを授業にフィードバックさせるかについて,グループワークショップを行いました。 生徒に見つけてもらいたい能力について活発な意見交換がなされました。
今後も本校では継続して授業改善を図る目的で,東北大学等の協力を得て学習評価に関する理解を深める研修を進めていきます。
なお,今年度本校は宮城県教育委員会から「指導資料作成のための研究指定校」として学習評価についての研究に取り組んでいます。
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